夢の内容小説風に。
なかなかストーリーな夢を見た。
ざざーとだらりと小説風に夢の内容を書きます。ひどーい出来になるはず。
タイトルはそのままでこんなもんかな。
『治癒師潰しと潰れない治癒師』
1.
「とても手に負えない…!方法は…過去!」
部屋の奥から勢いよく次の扉へ滑り出る。その後ろでは閉めた扉が破片を飛び散らせながら破られる。
振り返らない。
過去へ!過去へ!
厚い鉄扉を閉じた瞬間背中越しに衝撃を受けてよろめく。
閂、鍵、銀の鎖、聖水、そして呪。
「これで時間は稼げる…」
2.
薄暗い図書館。記録によればここで伝説の男が悪魔を仕留める。
数々の悪魔を仕留めた伝説の男。他の命の為に敵を消す。そんな自分への戒めとして受けた傷に決して治癒を使わないストイックな人だった…そうだ。
「現在ですら情報薄なんだし、伝説進行形んとこに本人のこと描いてあるのなんてないよねぇ~」
悪魔祓い書籍関連のコーナーをうろつく。少年がこちらをチラチラ伺っているが、無視。
少年が気になっているのはこれだろう。悪魔祓いの証。目立つ赤い珠のついたロザリオだ。珍しいんだろう。もしかすると憧れの証を初めて見たのかもしれない。
今回は潜入する必要はない。
それどころか名前も姿も分からない伝説の男にこちらに気付いて頂きたい。
同業者ですよー、ほらーとわざわざぶらぶらさせている。
3.
【このあたりは夢特有の記憶が曖昧部分なので粗く書く】
やたら船をこぐどこかの生徒。
そいつの知り合いの厳しい司書。
この二人は本当に感じが悪い。
さっきの少年は未だにそっとチラ見してくる。妙に有能そうな司書見習いは私を警戒している。彼が伝説の男?
とにかく居心地の悪い図書館だ。
ここは薄暗くてよく分からないがもう日が暮れてきた。
悪魔のお出ましは近い。
4.
司書がまた眠り始めた生徒を咎めに来た。肩を持ち、揺さぶらなかった。
至近距離から生徒の顔を覗き込むと司書は目を見開いていた。
私達の左側、本棚が幾重にも並んだ奥の閲覧室を突き破るように轟音が響く。ガラスが飛び散る。
夢魔だ!!
あんなのは初めてみる。
司書は赤い珠が外れたロザリオを握りしめると私をチラチラ観察していた少年を寄越した。こちらは任せたということか。
司書は駆け出し突っ込んでくる悪魔を弾いた。こちらも衝撃を弾くための防御法を張り少年、生徒、見習い司書を後退させる。
早く戻ってこないと仕留め方が見れない。
5.
「来るな!」
書庫に移動した戦場で見たのは苦戦する司書。
悪魔がこちらに目を向ける。
司書に向けていたものをこちらに向きを変え放つ。
慌てて飛び退くが、これはギリギリかするかっ!
思ったほどの痛みが来ない。
司書に庇われていた。
「こいつは今のを当てた奴の治癒力に同調する」
そうか!それなら見た目は違うが…現代の悪魔がこの夢魔と同種なら説明がつく。
治癒法に長けたものは治癒力も高い。私の長所とはかなり相性が悪い相手だったようだ。
しかし今司書が私の代わりに同調者となってしまった。
司書に治癒法を使えばその分悪魔は回復してしまう。治癒法を使わなくても悪魔祓いの並みではない治癒能力は相手のものだ。
「お前はこれ以上近づくな」
司書は悪魔の方へ飛び出す。
悪魔の様子がおかしい。
それを見逃さず追い詰める。
本棚が邪魔!!
最後の仕留め方が見えない!!
凄い音がした。
光と衝撃が走った。
6.
「あ、目が覚めました?治癒法かなり大仕事でしたよ」
「お前大丈夫なのか?」
「問題ないです。伝説さんはあえて傷を治さないというか治癒力がないんですね。私はまぁその逆?ですから使いすぎで力を失ったりしてません。
…急ですけど、これからちょっと先の未来であいつがまた暴れてるんです。
手伝ってくれません?伝説さん?」
【飽きたので終わる】
伝説さんの現代まで来てくれた理由を過去を臭わせる話あり
語りで主人公とその師に聞かせてくれるのがあって、名前教えあって、さぁあいつ倒すか。でもなんかヤツもスキルアップ?してます。とかで終わる感じだった夢は。